脊椎と神経回路  椎骨と諸組織の関係
 
 出典は、沖ヨガの入門書、それと、いくつかの解剖生理学の本。
 脊柱から見るとき、四つん這いの姿をみて、横入りにするとわかりやすい。
 なお、神経系は、原則、近い径路がコントロールの対象と密接だが、
 胚芽の時代、成長期の関係から、肺・横隔膜などは頚椎の3・4番と密接な関係を持つ。

1.頚椎への刺激

@     頚椎1,2番  〔目、耳、脈管運動、脳の血行〕 (1−頭、耳  2−顔面、のど

    仰向け、アキレス腱を伸ばす、あごは上げる。

てのひらを下にして両手を体の横に置き息を吐きながら足を上げ、吸いながらおろす。

A     頚椎3番   〔目、耳、鼻、のど、歯。脳の血行、内臓〕 (眼、肺

    あごを引く、他は @と同じ。

B     頚椎4番   〔心臓、横隔膜、目、耳、鼻。※しゃっくり〕 (眼、横隔膜

    Aと同じ。

    息を吐きながらひざを曲げず、頭と足を上げる。

C    頚椎5番    〔心臓、のど、横隔膜、目、耳。〕(ひじ、肩の筋肉

    足を腰巾に。両手を首の後ろで組み、両肘を床につけて、胸を張る。後頭部で床を押すようにして腰を浮かせる。

D     頚椎6番    〔のど、手、心臓、甲状腺。〕(腕、気管支

    足を閉じ、アキレス腱を伸ばす、両肘を直角に曲げてこぶしを握り、息を深く吸って一瞬ぐっと止める(クンバク)。息を吐き出しながらあごを引き、足を上げる。

E     頚椎7番    〔のど、心臓、迷走神経、手。〕(のど、甲状腺

    両足をそろえる。両肘を直角に曲げ、こぶしを握り、それを足の方に向ける。ここで深く息を吸い、クンバクして意識を丹田に集中し、力をこめる。丹田の力を抜かずに両肘に力を入れ、強く吐きながらアキレス腱を伸ばし、あごを引き、両手、両肘で床を押さつける。意識は首の付け根に集中。足を少し上げ、息を吐くと同時に力を抜く。


2.胸椎への刺激

@     胸椎1番   〔気管、心臓、腕。〕(心臓、手の筋肉

足を腰巾に。両手をあごの上におき、ひじを張って頭を上げる。

しばらく耐えて静かに下ろす。

A     胸椎2番   〔気管、心臓、腕。〕(胃、肝臓

足を腰巾に。両手で頭をかかえてあげる。

しばらく耐えて静かに下ろす。

B     胸椎3番   〔肺、心臓、迷走神経。〕(肺、肋膜

足を腰巾に。

アキレス腱を伸ばしながら足をあげる。手は肩の付け根におき、ひじを強く張る。

C     胸椎4番   〔首、肝臓、肺。肩のコリをとり頭の血行をよくする。〕(食道、膵臓

足を腰巾に開いてあげる。両肘を直角に曲げ、こぶしを握り、それを足の方に向ける。

息を強く吐きながら、アキレス腱を伸ばし、あごを引き、両手、両肘で床を押さえて、両肘を床につけたまま頭の方へずらせて行く。

D     胸椎5番   〔のど、目、耳、手、胃、胸部のうっ血をとる。肺の強化。便秘、肥満を治し、性欲を高進する。頭脳内の神経と内分泌腺を調整する。〕(胃、脾臓

足を腰巾に開いてあげ、胸横にひじを立て、息を吐きながらあごをそらす。

アキレス腱をぐっと伸ばして、胸を強くはる(魚のポーズ)

E     胸椎6番   〔胃、横隔膜、肋膜、足、甲状腺、脾臓。〕(呼吸器、腎臓) 

足を腰巾より少し広めに開いて上げる。両手を天井に向けてあげ、大きく交差させる。

F     胸椎7番   〔胃、横隔膜、副腎。〕 (胃、肋間筋肉

ひざから下を外側に曲げ、足首をつかむ(割り座)。あごをひいて起き上がる。

G     胸椎8番   〔肋膜、横隔膜、膵臓、肝臓。腹部の弾力を高める。また、太腿の表筋肉をのばし、老人性前屈を矯正する。〕 (心臓、肝臓

割り座で両手は足首をつかみ、腰を上げる。

H     胸椎9番   〔脾臓、膵臓、膀胱。交感神経を促進する。〕 (胆嚢、膀胱

    片方のひざを内側に倒す。両手を首の後ろで組み、上半身を床につけたまま、左右にゆっくりと曲げる。

I    胸椎10番  〔目、内股の筋肉を伸ばし、腎臓、子宮に影響を与える。〕 (腎臓、小腸

    足を閉じ、アキレス腱をぐっと伸ばす、手を前に突き出して、途中まで起きてきて、そこで手を上下させる。

J     胸椎11番  〔腎臓、子宮、胃腸。内臓のかたより、下垂をとる。〕(膵臓、腸、子宮) 

    左ひざを内側に倒す。左手で足首を持ち、右手を伸ばして起きてくる。反面も行う。

K     胸椎12番  〔大腸、小腸。盲腸に影響し、胃腸、肝臓を収縮させる。内臓全般の強化。〕 

    足を少し開き、両手を横に伸ばし、あごを引く。アキレス腱を思い切り伸ばし、上げ気味にして耐える。(大腸、泌尿器、子宮

3.腰椎への刺激

@     腰椎1番  〔目、膀胱、生殖器、胃腸。肝臓を収縮し、疲労を回復する。〕(腰の筋肉、腸)   

両手を真横に伸ばし、両足は腰巾。息を吐きながら、両手、両足を伸ばし、腰を上げてゆく。

A    腰椎2番  〔胃腸収縮、盲腸。〕  (肝臓、膀胱、下肢) 

両手を上に伸ばす。両足をそろえ、息を吐きながら起きてくる。

B     腰椎3番  〔生殖器、下肢、脳下垂体。〕 (生殖器、尿道)  

足を腰巾に開き、両手を前に伸ばし、あごを引く。上体を徐徐に起こし、上体を左にねじって起きる。つぎに、上体を右にねじって起きる。

C    腰椎4番  〔排便促進。生殖器、大腸、下肢。〕 (陰のう、子宮、膀胱) 

左ひざを内側に曲げ、両手を頭の後ろで組む。深く息を吸ってクンバクし、腰部に神経を集中して、息を強く吐きながら左ひざを床につけたまま、左右に動く。右足でもやる。

D     腰椎5番  〔膀胱、生殖器、下肢への血行をよくする。〕 (坐骨、直腸)  

両足を合セキし、両手は首の後ろで組み、息を吐きながら体を左右に動かす。

4.仙椎への刺激 (下腿静脈、直腸

  @ 仙椎12番  〔膀胱、生殖器、下肢。〕   

  A 仙椎3番  〔陰部〕   

  B 仙椎4番  〔肛門、膀胱。〕   

    両膝を立て、腰を上げる。両足の幅が狭いと上部仙椎、大きくひらくと下部仙椎に刺激を与える。

5、尾椎 (肛門、生殖器、直腸




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