0010 腰痛・股関節痛

腰痛・股関節痛

 このようは大きな屋根を支得るためには、しっかりして、バランスのとれた土台が必要です。

 頭て重いんです。5キロ前後・・・そして、肩に腕となれば、バランスが悪い動きをすれば・・
 まず、腰椎脇の起立筋が疲労しはじめ、不用意な動きをするとぎっくり腰。

 ま、初期のぎっくりは、身体の筋肉系の疲労と偏りになります。が、繰り返したりすると、背骨の骨や椎間板に損傷が・・・

 股関節痛も、腸腰筋の問題が関与している可能性が大です。基本的には、骨盤部の歪みをとるという点で施術を行います。

 腰痛といっても、すでに、椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、腰椎分離症、椎骨のバリなどを指摘された場合には、もう、病気の一部です。しかし、そのままにしておけば、改善はしません。体は補完機能をもっていますし、歪みを軽減するようにバランスを保てるようにすることが肝要です。
 もちろん、ぎっくり腰といわれるものもありますが、その程度は、傷病暦などで、判断する必要もあります。ぎっくりが初めての場合、年齢の問題と生活の変化などを考慮した施術が大切です。
 背骨の問題としては、椎間板の問題が多く、また、バランスの問題では、筋肉として、腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)が特にあげられています。大腿骨の大転子の部分の裏の部分に末端が付着していて、腸骨や腰椎との間で均衡をとっているからです(ヤジロベー)。

 筋骨格系では、骨盤と思われている大腿骨の大転子の部分から股関節に向かう部分、仙骨付近に、経絡におけるツボが集中していることから、その複雑さが現れているともいえます。
 腰痛の多くは、疲労性のものがおおいですが、その場合には仙腸関節の変位と固化が考えられます。当然に仙骨の動きが悪くなり、その結果は、ツボなどにも現れやすいところです。
 腸腰筋は、腰椎と大腿骨、寛骨(腸骨)と大腿骨をつなぎ、頭や腕の動きに対して、背骨の湾曲を適宜に行い、左右や回旋方向でのバランスをとります。
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